No.01
ピアソラ:歌劇「ブエノスアイレスのマリア」(トリアーデ)
これは歌劇の中で演奏される曲の一つでピアソラが書き下ろした珍しいオペラ、といっても歌はどちらかというとシャンソン風ですが。実はおどろおどろしいストーリー展開なんです。原曲を聴くとさらにその情景が強くイメージされるというまさに、このために書き下ろした!というような楽曲ですがその内容とは如何に?
『ブエノスアイレスの貧しい郊外で生まれた「マリア」はタンゴに魅せられ娼婦となり(この辺の設定がかなり癖がありますよね)その後悪魔のミサにより亡くなった彼女の魂が街を彷徨い、、そして詩人の言葉により子供を身籠るが、その子供がマリア自身である、、と』
もう何が何だかわかりません(泣)
ただ、言えることは音楽はとっても抒情的で情景にピッタリ。
この曲を大野智子さんのアレンジで今回はやらせていただくのですが、
まさに、真逆の曲調。最初は原曲を知らなかったので、てっきり明るい表通りで聞くような晴れ晴れとした曲だと思ってました、、。なので原曲聴いた時は「かなり」ショックでした~。
とても同じ曲だと思えぬほどの変身ぶりを遂げた素敵なアレンジです。
ぜひ両方のバージョンをどうぞ。
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